以前、簡易型のパッシブミキサーを作りましたが、今回はオペアンプを使ったアクティブミキサーに挑戦してみました。
参考になる回路や製作例をいろいろ見ながら、ミキサー・オペアンプの動作の仕組みをお勉強し直しました。
今はWEB上で回路のシミュレーションができます。(知りませんでした)
http://www.falstad.com/circuit/
このサイトで単純化したミキサー回路を入力して動作の確認をします。電流の動きが視覚されているので初心者の自分にはとってもわかり易い。
で、いろんなサイトを参考に、今回作ったミキサーの回路図がこれ。
これは片側分だけです(ステレオなのでもう片方もいります)
入力4chのミキサーです。加算回路で位相が反転するので、反転増幅回路をもう一段つけて、もとに戻します。
電源は正負電源がいいらしいですが、今回は単一電源駆動にしました。ACアダプターからとった9V駆動で、基準電圧は抵抗分圧して4.5Vにします。
オペアンプは、低ノイズというNJM2114DDを使用することにしました。可変抵抗は2連タイプのAカーブ10kΩ。あとは、カップリングコンデンサ。
コンデンサにもいろいろ種類があって、調べているとフィルムコンデンサがいいらしいので、ネットで取り寄せてみました。が、思ってたよりもかなりデカい!こんな大きいものなのね。よく調べなかった。。。電解コンデンサでよかったのかな。。。
買ったものはしょうがない。音質はきっといいはず。
ケースはちょうどいいものが見つからなかったので、100均タッパーにしました。
あとは組み立てていきます。茶色部品がフィルムコンデンサ。奥が入力カップリング用で、手前が出力用。
最後に、配線、短絡チェックして間違いはないか?・・・OK
電源ON!
LED点灯よし。
音は、・・・、鳴った!
ボリュームつまみを回すと?
おー!小さくなった!
ちゃんと音が混ざって出てきます!音割れもない!
音質は?よくわからないが、良いみたい!
完成!
どんな波形が出てきているんだろう?波形が見てみたい。。。